掲載日
2011/07/26
2011/07/26
日本ショッピングセンター協会、6月の販売統計前年同月比2.0%増
掲載日
2011/07/26
2011/07/26
日本ショッピングセンター協会は、6月の販売統計調査を発表。2011年6月の既存SCの前年同月比は2.0%で、前月よりも3.4ポイント改善し、4ケ月ぶりに前年を上回った。
今月はセール開始時期を変更した影響が大きかった。首都圏を中心にファッション系駅ビルでは、夏のセールを前倒しした結果、前年同時期2桁増と躍進し、ま たその周辺のSCにおいても来街客数の増加や、同時期にセールを開始するなどの対応をした結果、相乗効果がみられ、前年を大幅に上回った。月後半の猛暑と セール時期が重なったSCでは、夏物商品を中心に好調であった。一方セール時期を遅らせたSCでは、セール前の買い控え傾向がみられ、前年を下回るSCが 多かった。客単価については、多くのSCで下落した。
クールビス対応では、ポロシャツやYシャツなどメンズ衣料が好調であった。観光地、あるいは外国人旅行客の利用が多いSCでは、客足は回復傾向がみられるものの、前年の数字を越えるには暫く時間がかかりそうだという。
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