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fashionsnap
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掲載日
2012/01/23
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日本人アーティストが表す"未知への旅" ルイ・ヴィトン表参道で展示
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2012/01/23
2012/01/23
ルイ・ヴィトン表参道ビル内のアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」で、展覧会「Cosmic Travelers - Toward the Unknown(コズミック トラベラーズ-未知への旅)」が開幕した。60年代より国際的に活動を続ける美術家・原口典之ら、異なる世代の日本人アーティストにフォーカスし、作品を展示する。
「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」3回目のエキシビジョン「Cosmic Travelers - Toward the Unknown」の参加アーティストは、作品を創作する様々な過程で"Cosmic"の側面を探求してきた先駆者である、原口典之、佐藤允、塩保朋子、高木正勝、渡辺豪の5名。様々なトレンドやメディアを反映した作品の数々を紹介する。原口は、黒い粘性液体を用いて廃油を表現した作品「Triad」を展示。佐藤は、身体部位の屈曲した融合や切り開かれた内蔵などで"神"をテーマに表現したポートレイト「Omen」を、マルチメディアアーティストの高木は、"動く絵画"や幻想的な映像「Anyura」を公開している。そのほか、渡辺が手がけるアニメーション「ひとつの風景の旅」を、会場に設置された巨大なボックス内に投影。各アーティストが、自然光の溢れる「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」の空間を作品の構想に反映させており、「光」を共通した要素として捉えている。
タイトルに使われている"Cosmic"とは、一般的に「宇宙」を意味するが、「無限大」や「無制限」、「開放的」といった意味も持っている。"Cosmic Travelers"とは、「五感や直感、感情、そして思考を伴う肉体と精神の旅をする者」。「Cosmic Travelers - Toward the Unknown」では、生きることの意味や真実を模索しながら時空を行き来する「人間」を"Cosmic Travelers"と捉えた。展覧会の会期は、1月21日から5月6日まで。
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