fashionsnap
2019/07/31
映画を見ながら服の購入が可能、三陽商会から新ブランド「キャスト:」がデビュー
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2019/07/31
三陽商会は、20代後半〜30代前半の女性がターゲットの新ブランド「キャスト:(Cast:)」を立ち上げた。実店舗での展開に加えて、オンライン上で公開する映画作品から商品が購入できる日本初のシネマコマース型のマーケティング手法を導入。従来の商品単体の展開ではなく、ブランドのストーリーや価値観への共感から新たな消費行動を生み出すという。
キャスト:は「人生という物語を、演じるための服。」をコンセプトに、マニッシュ、フェミニン、カジュアルなど様々なテイストの異なるファッションアイテムを展開。8月1日にオープンする旗艦店「キャスト:渋谷店(CAST:SHIBUYA)」を皮切りに、9月までの間に全国に約30店舗の出店を予定している。
今回制作したオンライン映画「Cast:」では、女優の飯豊まりえ、モデルのEmma、ミュージシャンの佐藤千亜妃ら3人が主演を務め、監督はMr.Childrenや米津玄師などのミュージックビデオの演出を手掛ける映像作家の林響太朗が担当した。デビューコレクションは「着る映画」をシーズンコンセプトに、3人をイメージした「Lisa」「Anna」「Cara」といった3ラインを製作。7月31日の今日からブランドサイトで公開している映画の劇中では主演3人が各ラインのアイテムを着用しており、気になったアイテムの詳細情報はサイト上の画面端のボタンから表示することが可能。購入ボタンをクリックすると自社ECサイトに遷移する。8月下旬からは登場人物によるインスタグラムのアカウントから購入が可能になる。コレクション発表は春夏と秋冬の年2回を予定しており、今後もシーズンごとに商品と連動した映画の制作を予定しているという。
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