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Reuters
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掲載日
2012/04/18
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流通大手イオンの2月期決算、過去最高益を記録
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2012/04/18
2012/04/18
流通大手イオンが4月12日に発表した2012年2月期の連結決算は、プライベートブランド事業の好調やコスト削減策が奏功し、営業利益、純利益いずれも過去最高を記録した。営業利益は前期比13.5%増の1,956億円と、2006年の最高益(1,897億円)を上回った。第4四半期(12月−2月期)の営業利益は、前期比18.8%増の938億円。
Photo: Aeon Co |
セブン&アイ・ホールディングスやイオンをはじめとする日本の総合小売業の多くは、広告費削減や利益の少ない売場の縮小、低価格のプライベートブランド商品の拡充など、慢性的なデフレへの対策に取り組み、今年も最高益の更新を目指す。
イオンは2012年度(2013年2月期)の営業利益について、トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト13人による平均予想値(1,967億円)を上回る2,100億〜2,200億円を予想している。
セブン&アイ・ホールディングスもイオンに先立ち、2年連続の最高益更新を発表した。震災の影響もあり利用者層が拡大した主力のコンビニ事業のほか、スーパー事業も復調して収益を牽引した。
ロイターは、輸出の回復と小売売上の増加により、日本の2012年度の経済成長率は1.9%増との見通しを示している。
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