スペインの大手アパレル「Mango（マンゴ）」が主催する若いクリエーターの発掘・育成を目的としたコンテスト、第4回「Mango Fashion Awards（マンゴ・ファッション・アワード）」のファイナリストが発表された。約250組の候補者の中から選ばれたファイナリスト10組が、賞金30万ユーロをかけて競い合う。

　今回のコンテストでは、日本人から、Takashi Nishiyama（タカシニシヤマ／西山高士）とデザインチーム「divka（ディウカ）」の2組がファイナリストに選ばれた。Takashi Nishiyamaは2010年、インターナショナルコンペティション「ITS#NINE」の最高賞であるCollection of the Yearを、日本人として初めて受賞した。一方、2010年に設立された「divka」は、ファッションを通してさまざまな実験的プロジェクトを展開しているデザインチーム。

Takashi Nishiyama（タカシニシヤマ／西山高士）

デザインチーム「divka（ディウカ）」

　この他、Sergio Pastor & Ismael Alcaina（スペイン）、Christine Phung（フランス）、Mads Dinesen（デンマーク）、Wisharawish Akarasantisook（タイ）、Harvey Bouterse（オランダ）、Haesung Bong（韓国）、Tuomas Laitinen（フィンランド）、Oliveira & Richard Lindqvist（ドイツ、スウェーデン）がファイナリストに選出された（順不同）。

　これまでの優勝者は、優勝賞金に加え、「マンゴ」のミニコレクションを手掛けている。