米国発プチプラファッション雑貨「チャーミング チャーリー」が破産申請

　プチプラのファッション雑貨を展開する米国発「チャーミング チャーリー（Charming Charlie）」が、アメリカ合衆国連邦倒産法第11章に基づき破産申請したことを発表した。

　2004年創業のチャーミングチャーリーは、 ファッションジュエリーやハンドバッグ、アパレル、ギフト、ビューティープロダクトなどを手に取りやすい価格で提供。カテゴリー毎ではなく色毎にMDが組まれているのも特徴で、現在アメリカやカナダなどで375店舗以上を展開している。
 
　同社および子会社は裁判所の監督期間中、大半の店舗とウェブストアを通常通り運営する予定。裁判所の承認を得た後、同社は不採算店舗を閉鎖し、事業簡素化を進める。また、再編を容易にするため、既存のタームローン貸付業者から2,000万ドルのDIPファイナンス（事業再生融資）を確保したほか、売掛債権担保融資として3,500万ドルを受ける。

　CEOのLana Krauterは、「今日発表した措置は、当社が十分な資金調達源を有し、事業を継続的に支援するための資本構造が適切であることを保証することを目的としている。事業規模を縮小することで強みを活かすことに注力できると確信している」とコメントを発表している。