絹の産地でインスタレーション「日本のシルクロードの今」を紐解く

　絹織物の産地として知られる群馬県桐生市で開催中の「第20回 桐生ファッションウィーク」に合わせ、絹製品にまつわるインスタレーション「道」がスタートした。ディレクションは、ファッションディレクター山口壮大が担当。国登録有形文化財「群馬大学工学部同窓記念会館」を会場に、11月3日と4日の2日間にわたって公開されている。

　インスタレーション「道」は、経済産業省 関東経済産業局が推進する「絹のみち広域連携プロジェクト」の一環で、日本の絹産業の伝統技術や匠の技を伝えるイベント。日本におけるシルクロードの今を紐解くことをテーマに、各地に伝わる様々な技をインスタレーション形式で公開し、未来の絹製品のあり方を模索することを目的に開催された。絹製品づくりの道具類や、過去の名品、挑戦作など、現在の絹製品に繋がるリソースをオープンに展示しており、日本の絹製品の過去と今を知ることができる。


■インスタレーション「道」
日程：2015年11月3日(火・祝)10:30~17:00／11月4日(水)10:00～17:00
会場：群馬大学工学部同窓記念会館(群馬県桐生市天神町1-5-1
場所：群馬大学工学部同窓記念会館（群馬県桐生市天神町1-5-1）