カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）が、湘南・藤沢に蔦屋書店を核とした複合商業施設「湘南T-Site」を12月12日に開業する。湘南・藤沢のスマートシティプロジェクト「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン（SST）」内に作られる施設で、蔦屋書店に加え、「イセタン ミラー メイク＆コスメティクス（Isetan Mirror Make&Cosmetics）」など30のテナントが出店。テナントと蔦屋書店が一緒になってライフスタイルを提案していくという。

　湘南T-Siteは代官山T-Siteに続く、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける文化複合施設で、約20万平方メートルの敷地内に1000戸もの住宅が並ぶ次世代型タウンFujisawa サスティナブル・スマートタウン内にオープン。団塊ジュニアファミリーをターゲットに、湘南ライフスタイルを提案する。

　代官山T-Siteの約2倍の規模で展開される敷地面積は4,267坪の同施設には、アップル（Apple）とカルチュア・コンビニエンス・クラブがコラボレーションした販売店やゴールドウィンが展開する「旅」をキーワードにしたセレクトショップ「globe walker」、ブルーを店舗デザインに採用した「スターバックス コーヒー（Starbucks Coffee）」、ラグジュアリーコスメショップのイセタン ミラー メイク＆コスメティクス、カジュアルレストラン「Thanks On The Table」などが出店。店舗間の仕切りはなく、全てのテナントに関連した書籍が置かれる。