元伊勢丹の名物バイヤー藤巻幸大（ふじまきゆきお）がプロデュースするECサイト「藤巻百貨店」が、合同展示会「rooms26」の「地場産エリア」とコラボレーションした特別企画を実施する。2月4日から、地場産業アイテムを取り扱うショップ「藤巻百貨店×rooms 地場産」をサイト内に開設する。

　藤巻幸大の幅広い人脈や商品知識を活かし昨年5月に開設された「藤巻百貨店」は、「モノを越えたモノに出会える」をテーマに、制作背景や特徴を記したストーリーと共に生活が豊かになるアイテムを紹介している。「藤巻百貨店×rooms 地場産」では、地場産業のアイテムを多数ラインナップ。伝統工芸の技術や地場産業の素材を取り入れている「スタイルY2インターナショナル」のアロマ屋文左衛門（6,930円）や、岩手・六原張り子の技術でバッグを製作する「coshell2（コシェルドゥ）」の紙と漆の小鳥かばん（29,400円/共に税込）といった通常のセレクトとは一味違うアイテムを揃える。

　2000年からスタートした「rooms」は、2月12日から14日まで開催される「rooms26」で「地場産エリア」を設置。「伝統的で歴史深い技術/技法」「地域によって異なる季節感や自然の恵み」「独特の価値観と美意識」などをキーワードに、様々な要素が重なり生まれた唯一無二のものづくりを行う全国各地の約70ブランドが出展する。